【車両のトラブル・故障について】
Q1. 介護車両のリフターやサイドステップがおかしい!どうすればよいの?
A. リフターやサイドステップの動作不良は、油圧系統の不具合や電気系統の故障が原因となることが多いです。まず、エンジンをかけ直し、スイッチの接触不良がないか確認してください。それでも改善しない場合は、専門の整備工場に点検を依頼することをおすすめします。
Q2. スロープが途中で止まる・動かない場合は?
A. スロープが正常に動作しない場合、バッテリー電圧の低下やセンサーの異常が考えられます。スロープ作動時に異音がする場合は、油圧シリンダーの故障の可能性もあります。早めに整備工場で点検を受けてください。
Q3. 車いす固定装置がうまく作動しない場合の対処法は?
A. 車いす固定装置の不具合は、ロック機構の摩耗や異物の混入が原因となることがあります。固定金具やレール部分を清掃し、異物がないか確認してください。改善しない場合は部品交換が必要になることもあります。
【車検・点検について】
Q4. 介護車両の車検を頼みたいけど、代車は用意してもらえる?
A. 代車の手配は可能ですが、福祉車両と同じ仕様の代車をご希望の場合は、事前にご相談ください。特に車いす対応車の代車は数に限りがあるため、早めの予約をおすすめします。
Q5. 介護車両の車検は一般の車と何が違う?
A. 車検の基本的な項目は一般車両と同じですが、リフト・スロープ・サイドステップなどの福祉機能も点検対象となります。これらの機能が正常に作動しないと車検に通らないため、事前に整備しておくことが重要です。
Q6. 福祉車両の車検の費用はどのくらいかかる?
A. 車両の種類や装備によって異なりますが、一般車両の車検費用に加えて、福祉機能の点検や整備が必要となるため、やや高額になることがあります。見積もりも場合によっては有料にある場合がございますので、お気軽にご相談ください。
【メンテナンス・修理について】
Q7. 定期点検はどれくらいの頻度で行えばよい?
A. 一般的には1年ごと、または走行距離1万kmごとに点検を行うことが推奨されています。特に福祉車両はリフトやスロープなどの可動部分が多いため、通常の車両よりもこまめな点検が必要です。
Q8. 介護車両のリフターやスロープのメンテナンスは何をすればいい?
A. 可動部分のグリスアップ(潤滑剤の塗布)や、電気系統のチェックを定期的に行うことが重要です。また、リフターの油圧オイルは定期交換が必要なため、年に1回程度の点検をおすすめします。
Q9. 介護車両のバッテリーがすぐ上がるのはなぜ?
A. 福祉車両はリフトや電動ステップなど、電力を消費する機能が多いため、バッテリーの負担が大きくなります。バッテリーの寿命は2〜3年程度なので、定期的な点検と早めの交換を心がけましょう。
【購入・リースについて】
Q10. 福祉車両を購入するのとリースするのはどちらがよい?
A. 購入する場合は初期費用がかかりますが、長期間使用する場合にはコストを抑えられます。一方、リースでは初期費用を抑えつつ、定期的に新しい車両に入れ替えることが可能です。法人の場合、リースの方が経費計上しやすいというメリットもあります。
Q11. 新車と中古車、どちらを選ぶべき?
A. 長期間の運用を考える場合は新車が安心ですが、コストを抑えたい場合は中古車も選択肢になります。ただし、中古車の場合、リフトやスロープなどの福祉機能がどれくらい使用されていたかをしっかり確認することが重要です。
Q12. 福祉車両を選ぶ際に注意すべきポイントは?
A. 利用者の身体状況、送迎の頻度、介助のしやすさを考慮して選ぶことが重要です。また、施設の駐車スペースや走行ルートに合ったサイズの車両を選ぶことも大切です。試乗して実際の乗り降りを確認することをおすすめします。